2009年10月09日 13:36
読み方がわからなくてイライラしてしまうような子供の名前。最近の若い親たちが子供につける、当て字による読み方を揶揄した表現。親たちは素晴らしい読み方だと考えてつけているのだろうが、初めてその名前を見た他人は読むことができず、悩んでしまうことが多い。たとえば、「天使」を「ミカエル」、「宇宙」を「ナサ」と読むといわれても、なぜそのように読むのかと考えてしまうことだろう。名前のために使える漢字は常用漢字表と人名用漢字表の中に定められているが、読み方は基本的に自由であるという盲点を利用したものとみられている。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]